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設立趣意

一般社団法人日本住まい方アドバイザー協会設立趣意書

一般社団法人日本住まい方アドバイザー協会

平成26年12月 5日

一般社団法人日本住まい方アドバイザー協会

 今日の日本の住宅は高度経済成長期における急激な工法の発展や、建築建材の進化、輸入木材の普及等で徐々に洋風化し、生活習慣も欧米の影響を強く受けたものに変貌してきました。その生活スタイルの変化は日本人の消費熱を煽り、生活水準を押し上げる原動力にもなり、便利な家電製品や多種多様の家財を手に入れ、日進月歩の家電による家事労働の時間も大幅に短縮され、益々効率的な暮らしになってきました。しかし、その結果家中にモノが溢れ、掃除も片付けも容易ではなく、便利なつもりで購入したモノに、逆に振り回されるという現象が起きており、日本人の暮らし方を変えてしまいました。便利さや効率だけで人々の暮らしは快適にはなりません。モノの管理と適正な住空間の構築ができてこそ快適な住まいとなり、その結果暮らしに真のゆとりが生まれることで、家族同士の思い遣りや気遣いが自然に芽生え、円満な家庭生活の持続に欠かすことのできない作業と言えます。
 精神的にゆとりのある暮らしは他人をも気遣うことができ、それは地域社会にも良い影響を及ぼすことでしょう。強いては思いやりのある明るい街づくりにも貢献し、地域発展の原動力ともなりうるものと考えています。

 発起人一同は、このような観点から、人々の快適な暮らしの重要性を深く認識し、この普及事業を通じて国民生活の質の向上と、住宅関連業界のより良い発展に貢献することを目的とし、ここに『日本住まい方アドバイザー協会』を設立いたします。

設立発起人代表
近藤 典子  株式会社近藤典子Home&Life研究所  取締役
山中 敏弘  ライツワークス 代表

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